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年配警察官は訓練休めないのか
警察官の逮捕術訓練で、今年59歳、来年引退の巡査部長が、副署長に
訓練休めないか
と訴える場面がありました
藤部長も女性は訓練を免除してほしいと訴えていました
確かに年を取ってからの訓練・運動は辛いものがありますし、男女の対格差もあるので大変です
ですが、現場で犯人が手加減してくれることはありません
自分の人生がかかっていますから、逮捕をまぬがれるために抵抗します
自分が逃げるためには、弱い箇所を見つけて向かってきますので、想定訓練で副署長が川合を狙った通り、年配の警察官や女性警察官は標的になります
外国人による犯罪もこれから増えてきます
日本と違って、徴兵制のある国の出身者は、一般人が相手を殺す訓練を受けています
自分の身を守るために、仲間を守るために、警察が犯罪に負けないために、訓練は欠かすことはできません
日本は銃社会ではないため、犯人の逮捕は肉弾戦になります
逃げる犯人を追いかけるのに、太っていて追いつけませんでは話になりません
逮捕術以外にも、別の機会には柔道・剣道の訓練もあるので、警察官が訓練を避けてとおることはできません
ですが
アニメのように署員が一同に会するような日が続くわけではありません
実際は、未処理の事案があったり、体調が優れなければ欠席できます
休日の署員までは駆り出されません
警察の道場もそれほど広くはないので、若手だけでキャパが埋まってしまいます
年配の警察官は物理的に参加できないのが現状です
アニメの場面は、おそらく訓練の初日だから、あれだけの署員が集まっていたのでしょう
だからといって訓練をしなくていいということではないので、警察官個人の自己管理意識が問われます
怪我するのは本人ですからね
とんでも通報1000本ノック
アニメでは、UFOを見た、ゴキブリが出た等のとんでも通報がありました
110番の受理は、各通信指令本部が受理しています
次々とかかってくる通報に時間を割いてはいられないので、容赦なく指令が下されるわけですが
実際には、UFOやらゴキブリの目撃通報は、国民の身体・生命及び財産に危害が及ばないと判断されますので、無効な通報となります
よって、現場にこんな指令が下りてくる事はありません
逆に言えば、国民の身体・生命及び財産に危害が及ぶものは受理されます
自殺すると言われれば、止めにいかねばいけませんし
忍者の泥棒がいるなら捕まえにいかなければいけません
現場の警察官は、通信指令本部のフィルターを通過した打球を、千本万本と受けることになるのです
今から自殺するから止めに来て
自殺をほのめかす110番通報は多いです
世の中には、坂本太郎のように病んでしまった人はたくさんいます
坂本太郎は素直に話を聞くだけましなんですけどね
酒や薬の影響、オーバードーズ(薬の過剰服用)等で、一時的に負のモードになる人も多いです
坂本も通報を繰り返すうちに、酒量が増えて徐々に追い込まれていったんでしょうね
ドラマでも坂本太郎の場面は描かれており、ドラマでは現場の判断だけでガラスを割り、その後、首吊りに気づいていました
もし寝ていただけだったりすると、ガラスを割って侵入する行為は問題となります
原作やアニメの感じだと、首吊っているのが見えたからガラスを割ったと受け取れるので
緊急避難(緊急の危険を避けるためにやむを得ず、他者の権利を侵害、または物を破壊する行為)
として問題なく認められます
そうそう「覚醒剤やりたくなったから止めに来て~」って通報もありますね
この人は覚醒剤の前歴者なので、冗談とも言い切れず、無視できないのです
結局、世間話に付き合わされて終わりという….
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