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尾行なら得意にゃよ
張り込みはチュール食べるにゃ♪
尾行から逮捕、取り調べと警察らしい展開でしたね
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3N3VEZ+VJZUA+13ZG+5YJRL)
犯人捕まえないと有給もらえない⁉️
覚醒剤使用容疑の捜査で、カップルを尾行することになった藤部長と川合
藤部長「絶対私たちで捕まえようね」
「捕まえたら遠慮なく有給の申請できる….」
もちろんそれはそうなんですが、こんな大きい事件は、しょっちゅうあるわけではありません
大きい事件を検挙しなければ有給はもらえないのか
答えはNOです
確かに、一昔前はそうでした
実績もないのに休みなんかやるかという雰囲気でしたから….
でも現在は働き方改革の推進で、実績に関係なく有給を取るように促されます
警察はもちろん公的機関なので、国の方針には逆らえません
警察はブラックから薄くなりつつあります
刑事に尾行は無理?!
ヤクザと見た目は同じの刑事に向かって
藤部長
「あの人ら単体で街に放って尾行なんかできると思う?」
これはひどい言い様ですね
確かに普段の刑事の服装は
○帽子を被らないので髪型にこだわる
○カタギとは思えないスーツに革靴を着用する
傾向にはあると思います
それと、今までハコヅメで描かれてきた仕事内容から分かるように、モジャツンペアのようなラフな服装の割合も多いですね
普段の容姿がどうであれ、尾行の際は雰囲気変えますよ
中には本物のホームレスと見まがう変装をする猛者もいます
一定期間、ホームレスとして路上で生活して、対象者の動向を探ります
皆さんが町で見かけるホームレスは本当にホームレスでしょうか
これに関しては女性警察官がやるには厳しいです
ホームレスは変装のひとつに過ぎませんので悪しからず
他の警察署の管内で○ねばいいのにね
幸せそうなシャブカップルを尾行する際に藤部長が一言
「他の警察署の管内で○ねばいいのにね」
言いたくなる気持ち、良くわかります
逮捕して裁判を受けさせるのも手間ということですね
なぜ他の警察署の管内なのか
それはもちろん、自殺であれ何であれ、自分達の管轄で○なれると処理が大変ですからね
発生場所を管轄する警察署が処理をする原則なので、是非とも他の管内で、と
ここで注意、警察には管轄があることは説明しましたが、これを言うと
交通違反等、県を越えたり、他の警察署の管内に逃げれば、警察は追ってこないと言う人がいますが
説明した通り、発生地を管轄する警察署の扱いなので、境を越えても追跡します
さらには逃げ込んだ先の警察署にも応援要請をかけますので、逃げ切ることは無理だと思ってください
罪を重ねる前に観念しましょう
任意か強制か?!
逮捕について簡単に言うと
○罪を犯した事実
○住所不定、逃走の恐れ、証拠隠滅の恐れのいずれか
があると身柄拘束、逮捕です
任意か強制か、強制です
逆に言うと、犯罪の事実はあっても
住所はある、逃走の恐れはない、証拠隠滅の恐れもない
ならば逮捕はされません(重大事件は除く)
逮捕はされませんが、任意で取り調べを受けることになります
これを拒否すれば、逮捕です
逮捕までされたくなければ、素直に全て告白しましょう
「任意か強制か?!」
とか言ってるやつは大抵逮捕されます
逮捕されたらどうなるのか
逮捕されると、手錠をかけられ、警察署の留置場に入ることになります
そこで、アニメにも出てきた身上調書等を取ります
逮捕から48時間以内に、事件書類が検察庁に送られます
その後24時間以内に、検事の取り調べを受け、留置が必要と判断されれば、裁判所で裁判官から質問を受けます
裁判官の判断で10日から20日間、留置場で過ごすことになります
その間、警察と検事、両方から取り調べを受けます
その結果、検事が起訴の判断をすれば、裁判が終わるまで留置場から出られません
裁判の結果、禁固・懲役の実刑判決が下れば、刑務所に移送されて受刑者として刑期を過ごすことになります
それまでの間に、釈放・保釈されることもあります
取り調べはとっても優しいんです
シャブ使用の女からの取り調べで、源部長は敬語を使って、優しくフレンドリーに接していましたよね
あのシーンを見て、「そんなわけないだろ」と思った方もみえると思います
よくある刑事ドラマ、机を叩いたり、犯人を掴んだり、場合によっては殴ったりしますよね….
いまだにあんなシーンがあるなんて、時代錯誤も甚だしいです
被疑者から供述を得るため、これら有形力を行使することはできません
無理やり引き出した自白に証拠能力はありません
規制された背景には、冤罪を生んできたという過去があるからです
取り調べの問題が発覚するのは、犯人の弁護を担当する弁護士が、必ず確認するからです
有形力を用いた取り調べとなれば、その供述に証拠能力はありません
これは裁判でも問題となり、他の証拠も疑われることになります
犯罪の事実に間違いがなくても、刑期の長さ等、量刑にも影響します
場合によっては無罪にもなり得ます
そうなれば被害者は浮かばれません
刑事は被害者の無念を晴らすために、必死に取り調べをしますので、難しいところです
今どきの刑事には、強い自制心が求められます
そこで、アニメで副署長や刑事課長が様子を見に来たように、取り調べの監督を行い、場合によっては取り調べの録画をします
取り調べで吐かせるのは難しいんです
源部長、うまく情に訴えて、密売ルートを明らかにしましたね
実際は難しいところです
覚醒剤の密売ルートというのは、どんな犯罪組織が絡んでいるか分かりません
これを警察にチクれば、最悪殺されることもあるでしょう
密売ルートを告白すれば、司法取引として扱われ、自分の起訴が取り下げになるかもしれません
自分の命と引き換えに….
覚醒剤事件に限らず、裁判でも黙秘を貫くと、裁判官の心証も悪くなり、刑期が延びる可能性大なので、素直に吐いたほうがいいですね
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