アニメ「ハコヅメ」第11話解説 3人用シングルベッド&隠しきれない大麻臭

警察アニメ解説
TVアニメ「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」公式サイト
シリーズ累計400万部突破!「モーニング」にて連載中の『ハコヅメ』が2022年にアニメ化決定!交番女子のやけにリアルな日常を描いた前代未聞の警察コメディー!

3人用シングルベッド

徹夜明けの非番でくたくたになった川合は、帰る前に仮眠室で仮眠しようとします

しかし、仮眠室ではシングルベッドで仲良く眠る藤部長と牧高先輩が….

警察の施設というのは、皆さんご存知のとおり古いです

戦後しばらくして一斉に建てられた建物ばかりです

なので、最近は建て替えられる警察施設もちらほら目にするようになりましたが、それでも古いの多いです

警察というのは男性社会だったので、古い建物だと、そもそも女性用の設備がありませんでした

よって、近年は古い建物のまま改装して、女性用のロッカールームや仮眠室を作っています

新しい建物は最初から女性用の設備が整えられていますよ

全体で見ると、備品も当然古いものが多く、不満を言いながらも我慢している状態です

新しいものを買うにもなかなか予算が下りないのです

スペースも限られるので、ベッドなら当然2段ベッド

男性用の仮眠室は、まさにアニメのとおり

ボロボロですが、それでも補修して使います

使えるものは朽ちるまで使います

よって、事務所や応接室のソファで仮眠する人もいます

あくまで仮眠なので….

ただ、女性用はちょっと違います

新しく作られた設備になるので、備品も同時に購入したものがほとんどです

女性用仮眠室内には、トイレ、洗面台にロッカーと厚待遇です

よって、アニメのようにシングルベッドに3人で寝るなんてことは、仲良しでない限りあり得ません

人数の少ない女性警察官は大事にされます

女性警察官の勤務環境は、アニメほど悪くはありません

私、寝られてる⁉️

シングルベッドに女性3人….

そんなあり得ない条件でも、川合は自分が寝られたことに驚きます

住めば都じゃないですけど、これは寝られるようになりますね

よくあるのは、同室の人間のイビキがうるさくて寝られないという場面です

確かに、すごいイビキをかく人はいます

肥満の男性警察官は特に

仮眠時間が決まっているので、設定時間によっては眠くないのに寝なければなりません

眠くなるよう気持ちを作っているときに、とんでもないイビキが聞こえてくると、それだけで徹夜になります

これは絶対寝られないと思うのですが

本当に眠い場合は寝れちゃうものなんです

イビキだとか狭くて寝られないというのは、本当は眠くないということですね

人間は極限状態から身を守るために、生命維持を働かせるものです

こうして川合は、警察組織にどんどん染まっていくのです

隠しきれない大麻臭

仮眠中、牧高先輩が異臭を放っていることに気付いた川合….

牧高先輩が、仮眠前に証拠品の大麻を整理していたことが判明

川合「うわ、これが大麻臭….」

大麻の臭いは、甘くて青臭い臭いです

特徴的で強烈な臭いなので、すぐにわかります

証拠品の大麻は、もちろんチャック付きのビニール袋に入れるので、臭いは漏れないはずですが

大麻を袋に詰める際に、袋の外側を触りますので、その臭いが少なからず残り続けます

それだけ強烈だということです

大麻常習者もその事は知っているので、タバコやら香水やらでごまかそうとしますが、隠すことはできません

本人は臭いにも慣れてきますし、ごまかしてるから大丈夫だと思ってますが

第三者には気づかれます

警察官には特に

似顔絵ミラクル

強制わいせつ事件の目撃者の証言から、被疑者の似顔絵を描くことになった川合

似顔絵は、被疑者の犯人像を大まかにつかむために作られます

目の前の人間の似顔絵を描くのとは別物ですから

アニメのセリフでもあったように、他人の顔の特徴を言葉にして説明することは難しいです

ましてやそれを他人が聞き取って表現するのは至難の業です

どうしても書き手の癖や経験、主観に囚われるので

どんなにうまく描いたとしても、気を遣われて80%が関の山です

80%だからと、それに固執して捜査するのも危険です

あくまで似顔絵は参考まで

それでも他に頼るものがなければ、仕方ないのですが….

川合画伯の似顔絵で容疑者が浮上というのはミラクルですね

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