アニメ「ハコヅメ」第10話解説 警察手帳なくした○○さん&取り締まりの鬼

警察アニメ解説
TVアニメ「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」公式サイト
シリーズ累計400万部突破!「モーニング」にて連載中の『ハコヅメ』が2022年にアニメ化決定!交番女子のやけにリアルな日常を描いた前代未聞の警察コメディー!
マイにゃん
マイにゃん

ハコヅメ、順番通りじゃなくなったにゃ!

そう、せっかくシングル3人衆の解説用意してたのに

警察手帳なくした○○さん

山田くん、警察手帳を紛失してしまい、署を挙げての大捜索が始まります

なくすと切腹になるのは他にもあります

拳銃

無線機

か….

ぐらいにしておきましょうか

警察手帳は悪用される恐れがあります

例えば

・正規の警察活動だと信じた第三者が協力して情報提供等をしてしまう

・詐欺の出し子

(高齢者等の自宅へ赴き、警察官だと騙して金銭を受けとる役)

の信用度が上がる

・同僚を装って、他の警察官から情報を得る

こともなくはありません

警察手帳は自分の分身、とにかく紛失など御法度です

警察手帳をなくすと

「警察手帳をなくした○○」

と枕詞を付けて言われ続けることになります

紛失防止のためにワイヤーや紐を結束するわけですが、面倒くさがって怠ると、紛失のリスクが大きくなります

今回は山田くんの一種だらしなさが引き起こしたものなので

山田くんは、ひたすら受け身をとるしかありません

それでも全員に謝るだけまだマシなほうです

絶対にバレないように探せ

全員私服なのはこのためですね

本来あってはならない用務なので….

全署員ボランティア

です

例えば、行方不明者の捜索中に落とした可能性がある場合、行方不明者発見後も捜索は続くというお粗末な事態になります

それでも仲間のミスは仲間全員で取り返す

警察はそんな組織です

とはいえ、こんなことそうそうあるものではありません

長い警察人生、いろいろあるということで

マニアックな特別法

源刑事指名の通報にうんざりした藤部長

「クソみたいなこと言うと、マニアックな特別法でパクりますよ♪」

特別法とは簡単に言うと、一般法(刑法・民法)よりも対象が限定された法律のことを指します

侮辱や名誉毀損は刑法なので

藤部長が言うマニアックな特別法とは

軽犯罪法

のことでしょうかね

いたずら、虚偽の通報、警察業務の妨害….

名前のとおり軽微な犯罪なので、検挙することは少ないのですが

ただ、範囲が広くて使い勝手がいいので、いたずらでも度を越すとパクられます

辞めちまえよ警察なんて

死亡事故現場で幼児の遺体を目撃してから、思い悩むようになった川合

川合に対して白バイの宮原部長は

「こじらす前に辞めちまえよ、警察なんて」

「赤ん坊の遺体見たあとに、三食食ってぐっすり寝られる奴の方がおかしいんだ」

と発破をかけます

警察官は、人間の「死」から離れられません

見たくないものも見なければいけません

検視で扱うご遺体もそうですが、交通事故現場にいち早く臨場する地域課の警察官は、最も悲惨な状態を見ることになります

バイクがらみの人身事故で、ヘルメットが転がっているだけと思ったら、中身が入っていたり….

それでも、亡くなった人の名誉ためにも、捜査して事故の真相を暴かなければなりません

それは警察官の仕事なので、立ち向かっていかなければいけません

誰かがやらなければいけない仕事

ついていけないのであれば、自分が病んでしまう前に警察など辞めてしまった方がいいのです

交通事故の悲惨さは知らなくていい?

川合は悲惨な交通事故現場を見てから、交通違反者に強く当たってしまいます

それに対して宮原部長は川合に

「(一般のドライバーは)知らなくていいんだあんな光景」

と諭します

確かに悲惨な光景を見なくてすむなら、それに越したことはありません

それでも悲惨な事故がなくなることはありません

誰かがその当事者となり、大切な人を亡くして後悔することとなります

起きるかもしれない結果を、防ぐことはドライバーの責務です

そのためにも、ハンドルを握る人には悲惨さを知っておいてもらいたいと、個人的には考えます

過去の事例からこんな記事を書いてみました↓

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