アニメ「ハコヅメ」解説 第1話 サンドバッグのための福利厚生

警察アニメ解説
TVアニメ「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」公式サイト
シリーズ累計400万部突破!「モーニング」にて連載中の『ハコヅメ』が2022年にアニメ化決定!交番女子のやけにリアルな日常を描いた前代未聞の警察コメディー!
マイにゃん
マイにゃん

とっくにアニメ始まってるにゃ💦

解説はよはよ

放送網の関係で、リアルタイムで観られなかったので

遅ればせながら、ハコヅメ第1話、解説したいと思います。

交番のお巡りさんは能力が低い⁉️

こんなイメージがあるかもしれませんね。

確かに新任の川合が最初に配属されるのは交番ですし、仕事から逃げる交番長を見ると、取り柄のない警察官ばかりだと思われがちかもしれません。

実際は、アニメのように、バリバリの刑事だった藤部長が交番に異動してくるなんて、よくあることです。

都道府県によって多少違いますが、地方の警察ほど、別部署に異動する傾向が強いです。

○警察官が昇任する場合

○白バイ隊員が任期満了した場合

○本人の希望で異動する場合

など、新しい部署では交番から再スタートをするケースが多いです。

もちろん、パワハラなどの不祥事で左遷もあり得ますが、そういう人は逆に幹部の監視下に置かれるので、警察本部や警察署に異動することが多いです。

よって、交番勤務だからといって、能力が低いなんてことはありません。

むしろ専門じゃない分、仕事の範囲が広いので大変なことも多いですね。

警察官採用試験は簡単⁉️

川合が唯一受かった公務員試験が警察官だけって…

一般の警察官は地方公務員なので、他の公務員試験と難易度に大差はありません。

しかし、多めの募集人数に対してやはり希望する人が少ないので…

倍率の関係で受かりやすい部類になるかと思います。

それでも女性の募集枠は少ないので、川合は難関を突破したと言えます。

給料等の待遇、やりがいなど、他の仕事に勝る部分はあるので、警察官になるのも悪くないですよ。

詳しく知りたい方は、以下の記事もどうぞ。

なぜ報告書が溜まってしまうのか

「溜まってる報告書、早く出してね。」by交番長

これは仕方がないです。

刑事事件でも交通事故でも交通違反でも、報告書は作らねばなりません。

現場から戻ってきて、さて報告書書こうとなっても、次々発生する事件事故は待ってはくれません。

報告書が溜まったまま、次の報告書の予約が入ってきます。

特に報告書作成に慣れていない新任の間は大変です。

勤務時間が終わってから作り始めることもざらです。

ベテランになると、基本的に勤務時間内に終わらせることが出来るようになりますので、受験を考えている人は安心してください。

泥棒さんからも学ぶことはある

川合が泥棒さんに頭を下げるのを、山田は叱りましたが、犯罪を犯した人とはいえ、一人の人間です。

どんな人からでも学ぶことはあります。

川合は今後も被疑者に教えられることになりますし。

警察官に限らず、人から学ぶ姿勢は持ち続けたいものですね。

警察官はサンドバッグです

藤「警察官の主な仕事なんてサンドバッグなの。」

川合「サンドバッグって仕事ですか?」

その通りです。はい。

丁寧な市民応接が基本なので、税金泥棒と言われようとも、何を言われようとも我慢です笑

「どうせ来るならクソ野郎」

クソ野郎を相手にするのは、ものすごくダメージを負うのですが、仕事のなかにやりがいを見つけるのは必要です。

それでも、嬉々として切符を切る警察官はごく少数です。

切符をたくさん切ったからといって、給料が増えるなんてこともないですから。

生きている職員は大事にしてもらえない⁉️

川合「体調も精神も不安定になる一方なんですけど…」

藤「大丈夫大丈夫。そのための福利厚生だから。」

名誉の殉職をすれば遺族には年金が支払われ、大事にしてもらえます。

でも、生きている職員も大事にしてもらえますから安心してください。

そのための福利厚生ですから。

民間の福利厚生サービスに加入しているので、テーマパークやスキー場、温泉に映画館にジムと、各種割引が受けられます。

給料には各種手当てが付きますし、慶事の際には祝金も出ますよ。

マイにゃん
マイにゃん

ほむほむ、参考になったにゃ

ドラマのハコヅメは脚本が違うので、突っ込みどころ満載でしたが、アニメのハコヅメは原作そのままなので、突っ込みどころが少ないです。

原作のハコヅメは、1話毎のボリュームが凄いので、解説する箇所を選んでしまいますが、他にも補足したい場面もありました。

次回以降も解説していきますので、よろしくお願いします。

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