風間公親ー教場0ー 第7話  ダメ出し

警察ドラマ解説

正直なところ、教場0には失望したし、解説する労力も惜しいと思っていました

が、惰性で見はじめて、本来の教場とどう繋げるのかも見物なので再開しようと思います

あと、警察のイメージを好き勝手に作られるのは心外なので、謝りは正すべきと考えます

失態を犯して偉そうな態度

部下の指導係でありながら、部下を殉職させ自らも負傷し被疑者を取り逃がす

たとえやむを得ない事由があってもこれは失態に他なりません

当然、ドラマのように現場見分が行われますが、風間が偉そうにするのは意味不明です

そもそも当事者が見分を指揮するのはお門違いです

溢死(いし・首吊り)

また風間が偉そうにしていますが

定型溢死の特徴は、首に縄が食い込み、口が開き、うっ血して膨張した舌が飛び出します

ドラマの死体は死んでおりません

生きている人間が死体役をしているに過ぎません

定型に対して非定型は、足が地面についた状態での溢死

どちらにせよ首吊りであんなに綺麗に死ねると思わないでください

とどのつまり、自殺はやめておきましょう

自殺はろくな終わり方ではありません

不正に入手した証拠は無効

決め手は麻の繊維

採取シートを掲げて得意気に

そんなもの知らんと言えば済む話です

さすが予定調和の作り物のドラマ

本人からの承諾なく、第三者の立ち会いもない

証拠能力などあるはずがない

そもそも手を洗わせる前に指摘しないのは何故なのか

答えはドラマチックにしたいから

ドラマの脚本がこうだから仕方ない

ドラマは時間泥棒、よく言われることです

風間公親は何者なのか

今さらですが、教場で担当教官を勤めるのは警部補です

よって、教場での風間公親は警部補であると思われます

一方、警察内部で「官」の立場にある人は、警視以上の階級であるのが一般的です

もちろん絶対ではありませんが、教場0での風間は自分の部屋を持っており、指導官と呼ばれていますので、警部補の待遇ではありません

ということは、部下の殉職の失態で降格して警部補になり警察学校教官になったということでしょうか

教場0は感動ドラマではない

「教場」は警察学校内の話なので、刑事ドラマの教場0とは別物です

教場0はずいぶんとおかしな刑事ドラマです

あれを見て警察を誤解する人がいたり感動する人がいるなら問題です

お辞儀も気になります

あんなお辞儀をするのは警察学校の中や礼式だけです

今まで出てきた若手刑事が、風間に反発しておいて、お辞儀だけはちゃんとやるとか情緒がおかしいとしか言いようがありません

本家教場が良かった、uruさんが歌う主題歌「心得」が感動的なだけに、教場0は残念でなりません

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