ドラマ・ハコヅメ最終話 解説 恐怖の公用車事故ほか

警察ドラマ解説
マイにゃん
マイにゃん

ハコヅメ終わっちゃった

さみしいにゃ

警察内部だけでしか通用しない検定

藤部長も源部長も、鑑識検定上級者なんですね

警察内部で通用する、各種検定があります

鑑識も初級から上級まで級位があります

パトカーも車両検定があって、ある級位に達しないと緊急走行できないとか、色々あります

柔道剣道は段位だけど、逮捕術は級位だったり

警察でしか通用しない資格です

鑑識はおふざけ禁止

ドラマでは、盗難車両の鑑識作業をする場面が出てきます

鑑識作業には立会人が必要です

車上あらしなら、被害者さん立ち会いのもと、鑑識をしなければなりません

警察が勝手にやったものは、証拠能力がありません

巡査部長ペアは、実際の被害車両で、いぶし銀のサブ55歳と京都府警の舞子巡査を演じて鑑識してましたが

被害者さんの目の前で鑑識するものなので、あんなふざけた鑑識をすることはあり得ません

茶番は練習にてお願いします

お粗末な車当たり捜査

警察官に対する重傷ひき逃げ事件

桜さんの交通事故は3年も前なんですね

3年間、好端緒なし

捜査を尽くしに尽くしてのことと思ったら、未だ未確認の車両があるとは

しかも何度訪問しても門前払いされて帰って来てるとは

かなりお粗末ですね

捜査の漏れで未確認車両が残っていたということなら….まずあり得ません

公用車事故は自腹を切ることも?!

源部長が公用車で交通事故を起こしてしまう場面がありました

事故は誰の身にも起こるものです

警察の仕事は、眠いだのキツいだの言ってられない面があります

どうしても車を運転しなければならない、新任の川合ちゃんには運転させられない

ちょっとした油断から事故を起こしてしまいます

警察車両は、強制保険は当然入っていますが….

運転のプロ中のプロである警察官が、事故を起こす訳がないということでしょうか

となると、事故の修理代は、誰が負担するんだということになります

報告すれば、副署長にアレされる、評価や給料にも響く!

となると、自腹で直すという選択肢が出てきます

自腹は痛いですが、背に腹は変えられません

こういうケースに備えて、各署で懇意にしている鈑金屋さんが、一軒は必ずあります

癒着というわけではないのですが、協力的な鈑金屋さんなので、協力してくれます

警察官も、自分の車の車検をお願いしたりと、鈑金屋さんにとっても悪い話ではありません

たまに狭路のすれ違いとかで、モタモタするパトカーを見たことがある人も多いと思います

中には単純に運転がド下手な警察官もいますが、大半の理由は上記のような理由です

通常パトロール中のパトカーを見かけたら、優しくしてあげてください

とはいえ、事故を黙っているのは事故不申告という、道路交通法違反です

他人の身体や財物に損害を与えた場合は、絶対に報告しなければなりません

警察官ですから

公用車事故は各都道府県議会まで決済を受けることになるので、警察車両と事故を起こすと、示談交渉が遅々として進まないという、面倒なことになります

逃げる奴は警察官を殺してでも逃げる

黒幕の守護天使を追い詰めた川合ちゃん

川合ちゃん一人で容疑者と対峙してしまいました

1対1とはいえ、こちらは女性で、相手は男性

数的優位を作れなかったミスは大きいです

おとなしい男だったからまだいいものを、逃げる奴は、警察官を殺してでも逃げますから、危険きわまりない

特に外国人は、社会にしがらみがなく、単身身軽なので、ほぼ逃げます

国によっては、徴兵制等で軍事訓練を受けているので、なめてかかると返り討ちにあいます

今回のような、大人しい容疑者にでも逃げられて、自殺される一歩手前

現実だと警察の失態として、マスコミから叩かれます

サイレン鳴らして会話は無理!

ドラマでは、サイレン鳴らした状態で、穏やかに会話してましたね

絶対無理です

車内でも叫ばないと会話できません

山奥であれば、サイレン鳴らさない手もありますが、周囲に緊急車両接近を知らせるために鳴らすものなので、音が小さくては意味がありません

車の気密性が高まったとはいえ、車体を直接響かせるサイレンの音は、車内でもバカでかいです

ラスボス守護天使、ラスボスにしては….

守護天使さん、軽トラを山奥に隠蔽しておいて、ドラレコ処分してないなんて

しかも事故時の映像データが残ってるなんて

3年間何してたんでしょう

現実では、まずないことなので、ドラレコ映像がなかったと仮定すると

軽トラの徹底的な鑑識をするしかありません

現場に残されたの遺留物と、現車との合わせ

車両に残された、血痕や毛髪等の採取

ですが、3年も山奥に放置されてたとなると、厳しいですね

大抵のひき逃げ犯は、洗車したり、闇ルートで修理、処分したりするので、ドラマのように簡単には、車両特定できません

ひき逃げは時間勝負です

警察は仲間を見捨てない

桜さんは、職場復帰を諦めることなくリハビリを続けています

ここは警察のいいところですね

桜さんは公務災害なので、治療費を自己負担することはありません

これは別で書いたのですが、警察の保険は手厚いので、保険金がかなり貰えます

一月入院しただけで、百万超えもあり得ます

職場から見舞金も出ますし

警察官の中には、障害を負ってもなお、仕事を続けている人がたくさんいます

走れない、歩くのが困難になったら、内勤のデスクワーク

そうそう居場所がなくなることはありません

だから、桜さんもリハビリして職場復帰するまで待ってもらえます

伊賀崎ハコ長の過去

原作の交番長はクズっぷりが目につきますが、ムロさん演じるドラマの交番長は違いました

予想通り、伊賀崎交番長は優秀でしたね

抜くところは抜く、力をいれるポイントを心得てますね

経歴が他の警察官に知られていない警察官というのは、一定数存在します

いわゆる公安という立場の人間です

政治的国際的な仕事なので、その実態は仲間の警察官にも内緒です

仕事の内容が特殊なので、一般の警察官として復帰した際、仕事を忘れているので、浦島太郎状態になります

公安出だからといって、優秀というわけではありません

伊賀崎さんがそうなのかは分かりませんけどね

シーズン2、スペシャルドラマに期待

今回のひき逃げ捜査、交通課は出てきませんでした

ひき逃げは刑事課仕切りじゃなくて、交通課仕切りです

あと、桜さんの待機時間、取調室しか空いてないってw

最終回が拡大じゃなかったことが気になりますが

シーズン2、スペシャルドラマに期待です

この辺り、何も予告がないのが、やっぱり気になる

来年はアニメ版にも期待ですね

マイにゃん
マイにゃん

来年スタートのアニメ[ハコヅメ]を楽しみに

寝て待つにゃよ



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