警察って何度も同じこと聞きますよね
ホストクラブのオーナーが殺されて、タクシー運転手に刑事が事情聴取します。
入れ替わり立ち替わり、刑事が話を聞きに来て
「さっき話しましたけど」
って言いたくなりますよね。
これは仕方がないんです。
これはドラマなので、タクシー運転手が見聞きしたことが映像と音声で視聴者に届いています
でも実際の現場で、タクシーにドラレコが付いていないとなると特に、運転手の証言が最重要となります
なかなか自分が見聞きしたものを言葉にして説明するというのは難しいことです
正確に細かく話せる人はまずいません
さらにそれを第三者が聞き出そうとするのは至難の業です
そこで、刑事が、ここは?この場面は?この時は?と話を向けてあげると、証言が引き出しやすくなります
刑事によって、細かく聞ける人とそうでない人と分かれます
他の刑事が聞いたことが他の刑事に共有されるまで時間がかかります
また、
○他の刑事が聞いたことを信用していない
○先ほどの証言に食い違いがないか
このような理由で、何度も同じことを聞かれます
もちろん、タクシー運転手が疑われているという側面もあります
交番勤務は降格なのか
折角刑事になったのに、刑事を出されて交番勤務に戻される
この流れが降格のように描かれることが多いです
もちろん、適性を見て不適格という判断はされます
だからといって、交番勤務の警察官が劣っているということではありません
他の記事にも書きましたが、交番勤務の三交代勤務を希望する人、地域密着の仕事をしたい人など様々です
ダイイングメッセージ好きねぇ
被害者が乗ったタクシーの軌跡が、犯人の名前というダイイングメッセージが登場しました
刑事ドラマと言えばダイイングメッセージは定番です
しかし今回はさすがに無理があります
被害者が殺されるかもとわかっててタクシーを誘導して、軌跡を作成、その後素直に殺されるとか
おかしいでしょう
刑事ドラマに興味がない警察官というのは多いです
こういう展開でしらけてしまうのです
リアリティーがないからですね
鉛粒子に注意しましょう
今回のキーとなった、火薬の臭い
銃弾のことを鉛玉と言うように、鉛で作られています
これを火薬で炸裂させると、硝煙とともに鉛粒子が空気中に漂います
これを吸い込んだりすると健康被害を受けます
ドラマでマスクをせずに発砲訓練をしていましたが、あんなことはあり得ません
必ずマスクをし、訓練後はうがい手洗いをします
皆さんも吸い込まないように注意してくださいね
しかし、ドラマ教場あるあるですが、若手に問題あるシチュエーションが多いですね
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