コロナ禍を経て、葬儀にも多様性が認められるようになりました
本人の意思で
「一日葬(通夜をしない)で良い」
「直葬(通夜・葬儀せず火葬のみ)でも良い」
と思っていても、急なことですので、葬儀屋に流されるままにお通夜からやることになったというケースもあります
葬儀屋に限らず、報酬にかかわる寺院関係者の意向もあります
どのパターンの葬儀を選ぶかのみならず、高い骨壷や棺(ひつぎ)をすすめられるなどといったケースもありますので注意が必要です
病院と葬儀屋の蜜月関係
ご遺族が病院でなくなったとき
「葬儀屋さんはもう決まっていますか?」
と聞かれることになります
ここは要注意で、過去にあった例として
・参列者が数名の家族葬なのに、割高な大手の葬儀屋を紹介された
・明らかに大手ではない葬儀屋なのに、価格が大手葬儀屋なみである
・遺族の意思に沿わず通夜を行うことにして斎場と日程をおさえてしまう
(一日葬したくても断りにくい状態にされてしまう)
・紹介を受けた病院の近くの葬儀会場になってしまう
なぜこのようなことになるのかというと、病院は紹介した葬儀屋から紹介料を受けとっている可能性があるからです
親族を看取った直後は冷静な判断が難しいですので、気をつけてください
※故人に菩提寺(先祖のお墓を扱う)がある場合は、そちらに連絡した方がよいでしょう
菩提寺との関係は、葬儀の後も続きますので、ぼったくりにあう危険性は下がります
葬儀のスタイルを事前に決めておく
今の時代は葬儀のスタイルも様々ですので、形式にとらわれることなく自由でいいと思います
葬儀をするもしないも自由
宗教にとらわれることこともありません
樹木葬や散骨も選べます
人の死を飯の種にしている人に、お金を払うも払わないも自由です
急なことで回りに流されないためにも、事前に決めておくことが大事です
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