ハコヅメ、警察の裏側暴露が過ぎないかにゃ?
作者は元警察官だけど、警察辞めても守秘義務はあるからね…
でも、コミック連載、ドラマにもアニメにもなってるから大丈夫なんだろうね
なんで同じ店で合コンしてんの?!
職場以外の異性と知り合えるまたとないチャンス
川合と藤部長は気合い十分で合コンに望みます
しかし、よりによって同じ店、隣の個室にモジャツンペアが….
こういうことは、十分あり得ます
居酒屋とか、警察的に問題のある店というのは一定数あります
通報の舞台になったり、従業員に問題があったりするので、こういう店はプライベートで使いません
過去に飲み会をしたことがあるとか、同僚の紹介など、間違いない店を使いがちです
特に合コンなんて特に失敗できませんからね
よって、警察官同士のバッティングは起こりがちです
美人の桃木分隊長?!
合コンの相手に「警察署で働く女性は美人が多いのか」と聞かれ、
川合「隣の署の桃木分隊長、美人で優しいですもんねー」
相手「分隊長って女性ですか」
と驚く場面があります
警察官の階級は、部隊編成されると名称が変わります
分隊長とは、巡査部長のことです
小隊長は警部補、中隊長は警部….
よって、藤巡査部長も、藤分隊長となります
川合は単に隊員ですね
震災やオリンピック等で警察官が派遣される際は、部隊編成されますので、このような呼び方になります
召集は絶対なんで!!
合コンが盛り上がってきた頃、救急のサイレンが聞こえてきます
警察官はサイレンの音を聴くと緊張が走ります
職業病ですね
サイレンの合間に鐘の音がすると、火災のサインです
規模にもよりますが、火災が起きると、現場の交通整理、現場保存、掘り起こしと呼ばれる見聞補助で人員が必要になります
その日の勤務員だけでは足りないので、不足分は呼び出しがかかります
今回のように合コン中に呼び出されることは、十分起こり得ます
ただ、全署員呼び出しというのはかなりレアなケースですし
有事の際に備えて待機要員というのが決められています
待機が当たるかは持ち回りなので、自分の番がきたら、遠出や飲酒は避けるようにします
だから、待機でなければどこへ遊びにいこうと問題にはなりませんので、受験を考えている人は安心してください
恐怖の公用車事故
刑事課による交通事故が多いと、副署長に叱られる場面がありました
これに対して
源刑事
「擦ったくらいのしょっちゅうある事故は、係内で身銭切って内々に修理….」
と口走ってしまいます
もちろん自賠責保険は入っています
加入は義務ですので
警察車両が相手のある事故を起こすと、アニメにもあったように、都道府県議会までいきます
自車の修理はもちろん、相手の修理費用も自治体の予算から支払うことになるので大事になるのです
事故を起こすと自分の評価にも響くので、相手がいない事故なら自腹で修理することもあります
藤部長「どう考えても刑事の荒い性格のせい」
刑事による交通事故が多い?!
藤部長
「公用車事故は、警察署内じゃやっぱり刑事課が多いもんね」
「どう考えても刑事の荒い性格のせい」
これは確かにその傾向はあると思います
刑事は覆面パトカーに乗りますので、パトカーと違って人目を気にせず運転できます
よって普段の性格が出やすいですし、また自分の車じゃないので、荒い扱いにもなりがちです
でも、運転する機会は圧倒的に地域課のパトカーの方が多いので、一概に刑事の事故が多いとは言えません
割合としては刑事の方が多いでしょうけど
公用車事故について色々書きましたが、やるべきことをやって仕方なく起きた事故であれば、叱られはしますが評価には響きませんし、懐も痛みませんので心配要りません
緊急走行は人を変える?!
サイレンを鳴らし、一目散に現場に向かう源部長
川合「ダメだ、この人完全にサイレンにあてられてる..」
緊急走行時の感情というのは経験しないとわかりません
普段は絶対できない危険な運転を、堂々と出来るわけですから、人が変わるのも無理はない話です
サイレンの音で回りの声が聞こえない
あいつよりも先に第一臨場してやると意気込むと尚更です
藤部長のように冷静を保てるならいいですが、そうでなければ経験を積むしかないですね
そのサポートとして、基本は2人乗車で助手席にも警察官が座るわけですから、川合や山田のようにボケッとしていてはダメなのです
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