幻のオリンピック種目 バレエスキー

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オリンピックの種目は、時代や開催場所、オリンピック委員会の意向により、様々な種目が導入され、そして消えていきました。

今回は、消えていったオリンピック種目のひとつ、バレエスキーを取り上げてみましょう。

バレエスキーとは、フィギュアスケートのように、雪上で行うバレエ演技のこと

通常のスキー板では長すぎて細かい動作ができないため、短いスキー板で行いました。

スキーウェアも派手なものが多かったようです。

フィギュアスケートとは違い、両手にストックを持って、ストックを軸にして、前転をするなどアクロバットの要素もありました。

このストックも通常よりも頑丈な専用ストックが使われていたようです。

このバレエスキーが始めて導入されたのは、1988年のカナダ、カルガリー大会です。

この大会を含めて2回ほど大会が開かれたようですが、残念ながら

採点基準が不明確

との理由で開催されなくなってしまいました。

今では競技人口はわずかで、専用のストックも生産中止となってしまいました。

この種目にも当然、メダリストがいたわけですから、あまり名誉なことではなくなってしまったかもしれません。

他にも、スキージョーリング、犬ぞりレース、スピードスキーなど幻となった種目がたくさんあります。

これらの種目も紹介できたらと思います。

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