36.6%
この数字は、過労死ラインを越えて働く可能性がある中学校教員の割合です
長時間労働の大きな割合の１つが、休日の部活動の指導です
この負担を減らす愛知県豊田市の豊南中学校の取り組みをご紹介します
現状、部活動の顧問は大会の引率などで休日も出勤しています
休日の部活動の指導が、教員の長時間労働に繋がっている現実があります
そこで豊田市では、休日の部活動を地域の指導者に委ねる取り組みを行っています
地域の中から指導者を見つけ出す、コーディネーターの設置です
この部活動コーディネーター、元教員や保護者、民生委員など、地域の実情に精通した人物が選任されています
教員が顧問を勤めるにしても、得意分野でなかったりと効率面でも課題があります
そこで部活動コーディネーターが、過去に選手であった人物などをスカウトし、休日の指導者に選任しています
教員の負担を減らすだけでなく、専門知識を持った人物の指導を受けることで、生徒のモチベーション向上にも繋がります
生徒の評判も上々です
この中から将来のスター選手が誕生するかもしれません
休日の指導を委ねることにより、教員は休日に休めるようになります
教員は、授業の他、生徒指導や部活動の顧問など多くの業務を任されています
国の方針としても休日の部活動を地域の指導者に委ねるよう推進しています
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