尿もれのトリセツ あしたが変わるトリセツショー

はじめに

尿もれに悩んでいる人は男女ともに多く、20歳以上だと半数以上が尿もれの経験があるとのアンケート結果が出ています。

決して若いから問題にならないということはありません。

逆に若いからこそ誰にも相談できず、潜在的に悩んでいる方は多いのです。

意外な原因

人間が4足歩行であったときは、腹筋で膀胱などの内臓を支えていました。

それが2足歩行を始めるようになり、腹筋の代わりに内臓を支えるようになったのが骨盤底筋です。

その骨盤底筋がたるんでしまうと、尿もれの原因になります。

女性は胎児を安全に出産するため、男性によりも骨盤の穴がが広いため、骨盤底筋でカバーする範囲が広く尿もれが起こりやすいです。

実際、女性のお悩みが多いのもこれが理由です。

ミステリー

骨盤底筋が尿もれの原因と分かれば、骨盤底筋を鍛えればいいのです。

しかし、骨盤底筋はインナーマッスルであり鍛えることは容易ではありません。

尿意を我慢するときに働く筋肉で、引き上げるイメージが難しいのです。

そこで番組で取り上げられたイメージする方法を列挙します。

・お花を摘みあげるように

・ゼリーを吸い上げるように

・骨盤底筋をスカーフと見立ててスカーフを引き上げるように

・エレベーターが閉まって3階まであがるように

・肛門のすぐ上でガスを止めるように

・水を吸い上げるように

・おならを我慢するように

・お水を手ですくって持ち上げるように

・肛門、膣、尿道としめて、おへそまでチャックを閉めるように

・尿道をチューブに見立ててチューブを閉めるように

・タピオカを吸うように

・くしゃみが出そうなときに我慢するように

・検尿をするときに途中で尿を止めるように

・ハンカチやティッシュをつまみあげるように

しかし、鍛えている実感がなく続かないのが問題です。

開くだけ

研究の結果、骨盤底筋は他の筋肉につられて動くことがわかってきました。

立った状態でかかとをつけ、つま先を開くだけです。

つま先は90度、お尻をしめるだけで骨盤底筋を鍛えることができます。

スキマ時間や信号待ちの際に意識してみてください。

継続していくうちに効果を実感できるはずです。

ただし、尿もれの原因は他にもあり得ますので、気になる方は医療機関を受診してください。

押すだけ(男性のちょび漏れ)

男性の場合、残尿感が残ったり、排尿後にちょび漏れすることがあります。

なぜこのようなことが起きるのかというと、男性の尿管の形が横から見たときにS字をしているからです。

Sの形なので、途中で尿が溜まってしまうのです。

その状態で動くと尿が漏れてしまう、これがちょび漏れの原因です。

であるならば、尿管に溜まった尿を押し出してあげればいいのです。

やり方は排尿後に鼠径部を押し上げるだけ。

すると、残った尿が排出されます。

残尿感もなくすっきりするはずです。

ぜひ試してみてください。

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